レンタルサーバーに契約すると初期ドメインが割り当てられます。
このドメインを使ってもいいのかな?って思ってしまう人もいるかもしれません。
ですが、初期ドメインでブログを作るのはおすすめできません。
初期ドメインとはどのようなものなのか?また、初期ドメインでブログを作るとどんなデメリットがあるのかをお伝えしますね。
「xsrv.jp(初期ドメイン)」ってどんなもの?
初期ドメインはサーバーオリジナルのドメインで、レンタルサーバーに契約すると無料で貸し出されます。
例えば、エックスサーバーだと、
https://〇〇〇.xsrv.jp
のような感じです。
初期ドメインの「〇〇〇」部分は、契約時に決めたサーバーID が自動的に入るようになっていて、変更することはできません。
この初期ドメインでブログを作ることもできるのですが、私はおすすめしません。
初期ドメインでブログを作ると次のようなデメリットがあるからです。
初期ドメインでブログを作るデメリット
では、初期ドメインでブログを作るデメリットを1つずつ説明していきますね。
1.レンタルサーバーの引越しをするとドメインを使えなくなる
初期ドメインはレンタルサーバーから借りているものです。
他社のサーバーに引越しする時はドメインを返却しなければなりません。
新しいドメインを取得して、最初からブログを作り直さなければならなくなります。
あなたのブログが検索で 1 位に表示されていたとしても、ゼロからやり直しになってしまいます。
2.同じドメインから2件までしか検索エンジンに表示されない
同じレンタルサーバーを使っている人は、みんな同じ初期ドメインを持っています。
ですが「検索エンジンでは同じドメインから2件までしか表示されない」という決まりがあります。
あるキーワードで検索した場合、初期ドメインが同じ記事は上位2記事までしか表示してもらえないんですね。
これではアメブロなどの無料ブログと同じで、せっかくレンタルサーバーに契約しても意味がなくなってしまいます。
3.Google アドセンスの審査を受けられない
Google アドセンスの審査は独自ドメインでないと受けられません。
初期ドメインも審査の申請はできません。
Google アドセンスを利用したい場合は必ず独自ドメインを取得しましょう。
独自ドメインは、一度取得すると年間 1,000 円程度の費用で、どこのレンタルサーバーでもずっと使えます。
長く使い続けることで SEO にも強いブログになります。
独自ドメインを取得すると、今ご説明した3つのデメリットを回避できます。
1.レンタルサーバーの引越しをするとドメインを使えなくなる
2.同じドメインから2件までしか検索エンジンに表示されない
3.Google アドセンスの審査を受けられない
なので、ブログを作る時は必ず独自ドメインを取得してくださいね。
WordPress をインストールする時は気を付けて!
WordPress をインストールする時は、初期ドメインにインストールしないように注意してください。
これは結構多くの方がやってしまうのですが、最初にブログを作った時、独自ドメインを取得したにも関わらず、初期ドメインに WordPress をインストールしてしまうんです。
そして、しばらく気づかずに使っている・・・
ここを間違えてしまうと、後で記事を移動させるなど手間がかかってしまいます。
WordPress をインストールする際は、インストール先のドメインをよく確認するようにしてくださいね!